通常の理美容店では、カットの時に使う
カットクロス(ケープ)とユニフォームは『白』もしくは『白を基調とした色』の物を使います。
(余談ですが、理容師の国家試験の実技では白衣を着用して
白いクロスを使わないと、失格で不合格となります。)
これは衛生上、汚れが分かりやすくするのと
清潔感のある印象を与えるためとされています。
そして、白衣に関しては上記の他に
カットの時に、シルエット(髪型の輪郭)を見やすくするために着用します。
しかし、私たちH,R,K では訪問理容の時に
あえて、白いクロスや白衣を使用する事はありません。
なぜなら、訪問理容で訪れる施設やお宅でカットさせて頂くお客様の
大半がご高齢のお客様です。
この年齢層の大半の方が『白内障(はくないしょう)』もしくは
『白内障の症状を引き起こしている状態』であるとされているためです。
白内障の症状として、進行の速度に個人差はありますが
視界が白濁(白く濁る)していきます。
そのため、日中は物を見る事が難しくなっていきます。
(すりガラス越しに物を見る感じ)
そのような症状の方は、直接又は鏡越しに
白衣や白いクロスが視界に飛び込んで来た場合、非常にまぶしく
『目がチカチカ』して、精神的にも肉体的にも、かなりの負担がかかります。
以上のような事からH,R,K では
ユニフォームには紺色を、カットクロスは緑色を基本としています。
(季節感を出すため、季節に応じて若干変更しています。)
もちろん、これらの色のカットクロス・ユニフォームの使用は
理容師法・美容師法に違反していませんし衛生面には細心の注意を払っていますので
コチラ から、安心して御予約お待ちしています。