最近、お客様の中でも風邪等で体調が優れず
訪問理美容の予約を変更されるお客様が増えてきました。
(お客様の体調が最優先ですのでH,R,K では、このような場合
こちらから、御予約の変更をお願いする場合もあります。
いずれの場合もキャンセル料等は発生しませんのでご安心下さい。)
先日から手洗い等の予防法 をご紹介させて頂いていますが
今日は、感染源と感染経路について少しご紹介させて頂きます。
まず、感染した人を「感染者」や「保菌者」といいますが
感染者が全て発病するわけではなく、症状が出ない人や
たとえ症状が出たとしても症状が軽いため、感染に気づかない
人もいます。
こうした人は一見健康そうに見えるので、病原体を撒き散らす可能性が
高く、大変危険です。
また、ウイルスに感染し何年もの長い間体内に持ち続けたまま
発病しない人を「キャリア」と呼びます。
患者・感染者(キャリア)・感染している動物や菌を媒介する昆虫
病原体を含んだ排泄物や病原体に感染されたものなど
感染の原因となるものを「感染源」といいます。
これらの感染源から病原体が直接・間接的に人体に
入り込む経路を「感染経路」といいます。
感染経路は病気によって異なり、5種類の感染経路があります。
1)接触感染
患部に接触して感染する事。(疥癬 は皮膚接触のみで感染します。)
梅毒・淋病など。(主に性行為によって感染します。)
2)飛沫感染
患者の咳やくしゃみなどによって空気中に飛び散った
病原体を吸い込む事で感染する事。
インフルエンザ・結核など。
3)経口感染
病原体が水や飲食物に混じって、口から入り感染する事。
食中毒・コレラなど。
4)経皮感染
病原体が皮膚の傷などを通り侵入して感染する事。
破傷風・狂犬病など。
5)昆虫の媒介
昆虫に媒介された病原体によって感染する事。
マラリア・日本脳炎など。
このように、「感染源」と「感染経路」を知る事で
それぞれの、予防法が見えてくるのではないでしょうか?
それぞれの細かな対策法は、またの機会にさせて頂きますが
クドイようですが、予防の基本は「手洗い」と「うがい」です。