本日は先日デイサービスさん にて、訪問理美容をさせて頂いた時の
面白体験談のご紹介をさせて頂こうと思います。
通常デイサービスでは、昼食前に入浴される事が
多いようです。
ですので、私たちH,R,K がカット等をさせて頂く場合
入浴前に施術をさせて頂きます。
しかし中には、入浴が嫌いな利用者さんもおられます。
(職員さんのセイでは無く 個人的にお風呂自体が嫌いな方。)
このデイサービスのAさんも、そんな中の1人です。
Aさん、カット中は上機嫌なんです。
「今度、ご飯作りに行ったげよか?」
「デートいつしてくれるん!。」
などなど、どうやら私のファンのご様子。
しかし、運命とは時に非情なモノでございまして
楽しいカットの後には、Aさんの大嫌いな
入浴というイベントが待っているのです。
職員さん「Aさぁ~ん。キレイになったしお風呂に行きましょうかぁ~?」
Aさん 「そんな所には行かへん!」
職員さん「そんな事、言わんとぉ~。ね、お願い。」
Aさん 「いやや!絶対行かへん!」
押し問答が続く事、数分…
私 「Aさぁ~ん。ほんなら、今日は僕と一緒にお風呂に入りましょうよ♪」
Aさん 「………うん♪」
私 「じゃあ、先に入っといて貰えますか?」
Aさん 「気を付けて来るねんで。ホナ、先に行ってるわぁ。」
意気揚々と職員さんと、入浴場に向かうAさん。
私は一通りの仕事を終えて、帰ろうとすると…
Aさん 「あんた!待ってたのに何で来てくれへんかったん!」
ちょうど帰るタイミングで入浴の終わったAさんと遭遇です。
誰がどう見ても、かなりご立腹です。
職員さん(小声で)「大丈夫ですから、行って下さい。あとは何とかしますから。」
ココでこのまま帰ってしまうわけにはいきません。
そこで、私はAさんの耳元で一言。
「ちゃうんです。嫁さんが来てしもたんです。」
すると、Aさん小声で…
「そうか。しゃぁないな…。よっしゃわかったから、早よ行き」
職員さんは必死で笑いをこらえている御様子。
因みに、私が独身である事は
このデイサービスの大半の職員さんが知っています。
嘘はついてはいけませんが、コレはアリかなと思った
とあるデイサービスでの、お話しでした。
おしまい。