96歳の青春

今日は朝からデイサービスでの仕事でした。

午前中の利用者さん(お客様)とのカット中の会話で
とても印象に残ったエピソードをご紹介したいと思います。

大正生まれのNさんは、とてもおしとやかな
読書好きの素敵な女性です。

Nさんをカット中に、誕生日や年齢の話になり
来月で30歳になります。と、言うとNさんは…

「あら、少しはやいけど、おめでとうね。青春の真っ最中ね音譜私も青春を楽しんでるんよぉ~♪
昔、サムエル・ウルマンって人が書いた本に

”青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方をいう”

って、書いたぁったんや。ゆう事はアンタは青春してきた時間より
これから青春する期間の方が長いねん。知ってた?」

と、さすが読書好きのNさんらしいお祝いの言葉に
目からウロコでした。

いつお邪魔しても、素敵なNさんの若さの秘訣は
どうやら、青春を楽しむ心の持ち方だったようです。

青春を楽しむ素敵なレディーから
ちょっぴり早い、素敵な誕生日プレゼントを頂いた
今日この頃なのでした。

PS:以下に、サムエル・ウルマンの「青春とは」を
一部紹介していますので、ご参考まで。

尚、ご自身で本を読みたい方は  ご注意下さい。

サムエル ウルマン 著 ”青春とは、心の若さである。”

”青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方をいう。
バラの面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく
魂の意思、豊かな想像力、もえる情熱をさす。

青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春はある。

年を重ねただけで人は老いない。

理想を失うとき初めて老いる。

歳月は皮膚にシワを増すが、情熱を失えば心はしぼむ。

頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり
80歳であろうと人は青春の中にいる。”

コメントをどうぞ