先日、少し遅めに立ち寄ったカレー屋さんでの昼食時の一幕。
大阪梅田で昼食をとる時は、お気に入りのカレー屋さんを
よく利用させて頂いています。
メニューはこだわりのビーフカレーのみで、サラダに食後のコーヒーも付いて
700円とお安く、ご飯の量も同額で増減できるとあって
毎日がカレー曜日でも全く問題の無い、カレー好きの私の
お気に入りのお店です。
(自由に無料でトッピングもできちゃいます。)
お昼時は、いつもお客様でイッパイですが
仕事上、食事の時間は不規則なので先日お邪魔した時は
夕方前でしたので、マスターとユックリお話しをしながら
美味しくカレーを頂いていたのですが、その時マスターから
「バイトスタッフが辞めるんで、求人をかけようと思うんやけど良い求人誌知ってはりますぅ?」
と言ったその時、偶然にも求人誌の営業マンの方が
営業に来られました。
営業職の方はご存知だと思いますが、いわゆる
「こんなに美味しい状況」って、マズありません。
「マスター、よかったですやぁ~ん」
なんて会話をしていると、この営業マンの方が…
「僕も昔、カレー屋でバイトをしてましたけどカレーって作るの簡単ですけど洗い物が面倒ですよねぇ」
もちろん、マスターの顔色は瞬く間に変わっていきます。
そしてマスターは一言…
「簡単なカレー作って商売してるウチより、他の店あたった方が契約と取れるんちゃうか?」
配慮に欠けまくりの営業マンは、自分の失言に気付いていないようで
不思議な顔をして、お店を出でいきました。
私たち訪問理美容の業界でも、このように配慮に欠けた営業や
問い合わせが、悲しいですが多々あります。
(良い話しではありませんので、ココでは紹介しませんが…)
また、明日から野球の世界大会WBCが始まりますが
先日テレビでイチロー選手に、インタビュアーが
「今日の練習、たくさん客が入ってますね」
との、一言にイチロー選手は
「客?お客様かお客さんでしょ?忙しいとこを遠方からわざわざ見に来て頂いているんだから」
と、珍しく声を荒げていました。
どの話しにしても、ほんの少しの相手への配慮があれば
話しの流れは大きく変わっていたと思います。
訪問理美容という仕事も、多くの方の配慮・気配りで成り立っています。
相手の耳で聞き、相手の目で見る大切さを再確認した
少し遅めのランチタイムなのでした。