先日の移動中に立ち寄ったお店で
漢字で書かれた色紙が、店内の壁に掛けられていました。
色紙には…
「春夏冬 二升五合」
と、書かれています。
前半の「春夏冬」は、「春夏秋冬」の「秋」が無いので「アキナイ」
という所までは分かったのですが、後半の「二升五合」の意味が
分からず、お店の方に聞いてみると…
「一升マスが2つでマスマス、五合は一升の半分で半升(はんじょう)と読み、
続けて読むと『商い益々繁盛(あきないますますはんじょう)』って読むんですよ。」
との事でした。
なるほどなぁと頷いていると、店主の方が
「『秋』が無いから『商い(あきない)』やし、商いってのは
『飽きない(あきない)』くらいに楽しいから『商い』って言い方もあるねんでぇ~。」
と、別のことば遊びも教えて下さいました。
なるほど!確かに人は楽しい所に集まります。
心から仕事を楽しんでおられる、お店の方たちの姿を見て
心からの笑顔、自然と湧き出る笑顔の大切さを再確認した今日この頃なのでした。