☆小さな優しさ☆

街中で見かけるエレベーターの、このボタンですが…

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もちろん、車イスに乗った方が押し易い高さに設置されているのですが
実はあまり知られていませんが、高さ以外にもう少し工夫がされています。

それは…

この高さの開閉ボタンを押して、ドアを操作した場合…

・「開」ボタンを押してから、実際にドアが開くまでに少し時間がかかります。
・ドアの開いている時間が、若干長くなります。

これは車イスに乗った方を、転倒等の事故から守る為に
なされた工夫の一つです。

ですので車イス以外にも、カートを押した方や杖をついた方等の
補助や介助をされる場合は、コチラのボタンを押された方が
何かと安心だという事になります。

移動中の駅構内で、帰路を急ぐ学生さんが
急ぐあまりに「閉」ボタンを連打する姿を見て、「連打=早く閉まる」
ってな都市伝説を懐かしく思い出したとともに、街中にコッソリと隠れた
「優しさの詰まったコノ小さなボタン」が
何だか妙に格好良く思えた、今日この頃なのでした。

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