先日ある施設さんで、お会計時にある出来事が・・・
この施設さんでは、職員さん立ち会いのもと利用者さんから
直接カット代を頂いているのですが、料金は
・カット代=¥2,000−・シェービング代=¥500−
と、なっています。
お会計時にAさんは【お札を5枚】と【硬貨を2枚】を
スッと机の上に出されて
『今日はちょうどあるから、これでお願いね。』
と、一言。
突然ですがココで、問題です。(笑)
さて、Aさんは・・・
・カットとシェービング、どのサービスを受けられて
・何円札を何枚と何円硬貨を、何枚出された
のでしょうか???
※1)もちろんカットもシェービングも1回しか受けられません。
※2)Aさんも言っているように、お釣りは発生していません。
???
???どうですか???
もう少し考えたい方は、
まだページを下にスクロースせずに
ココで一度止まって考えてみて下さいね。
それでは・・・
答えですが・・・
Aさんが受けられたサービスと料金の内訳
そしてAさんが、机に出されたお札5枚の正体は・・・
ナント!!!
千円札が2枚と百円札が3枚に百円玉が2枚
合計¥2,500−。
ですので、Aさんの受けられたサービスは
カットとシェービングでした。
突然の百円札の登場に
『なつかしぃ〜〜〜♪』
『昔は、これ1枚あったら・・・』
などと、あたりは高度成長期にタイムスリップです。
まわりの盛り上がりにAさんは
『娘が、ちゃんと使えるって言うとった。』
と、少し戸惑ったご様子です。
現在流通していない紙幣ですし、Aさんと御家族さんにしか
わからない思い出がつまっているかもしれないので
職員さんに御確認頂いた上で、ありがたく清算と相成りました。
この3枚の百円札ですが
何でも、引っ越し時にタンスから出てきたそうです。
若かりしAさんと共に、高度成長期の日本で活躍した百円札。
なんだかロマンを感じた、桜舞う施設さんでの
ある出来事なのでした。